第3回からは、毎回ひとつテーマを決めて話していくスタイルに切り替えました。今回のテーマは「仕事が趣味でもいいんじゃないか」です。
一番の趣味を聞かれたら、迷わず「仕事」
スノーボードもキャンプもサウナもしますが、毎日のように向き合い、いちばん時間を費やしているものは何かと聞かれたら、答えは「仕事」になります。これまでは、その状態をどこか後ろめたく感じていました。
よく言われるのが、定年後に「会社」という居場所を失った時、家庭にも趣味にも自分の場所が見つからず、戸惑ってしまうという話です。友達と会っても、仕事の話は共通の話題になりにくい。だから「趣味=仕事」というのは、あまり良くないことなのかもしれない、とずっと心の片隅にありました。
人生に必要な4つと、「熱中できるもの」
最近、自分の生き方を見直す機会があり、人生に必要なものを「家族」「お金」「健康」「熱中できる何か」の4つに整理しました。スノボやキャンプのように終わりがない趣味は、まさに熱中できる対象として一生付き合えるものです。
ただ、会社員にとっての「仕事」は、退職とともにできなくなってしまう趣味でもあります。一番熱中していたものを失った時、新しい熱中先を見つけられればいいのですが、見つけられない場合に楽しく生きていけるのか、と考え込んでしまいました。
個人事業主としての答え
その点、自分の場合は個人事業主としてエンジニアの仕事をして、ゴールドのトレードをして、こうしてポッドキャストを続けています。これらは形式上は「仕事」ですが、終わりがなく、人生の最後まで続けられる趣味でもあります。
性格的に趣味だと手を抜きがちなのですが、仕事として捉えた瞬間にスイッチが入ります。情熱を傾けて成果を出していくスタイルが自分には合っていて、「仕事が趣味」は意外と自分の性に合った状態なのだ、と思えるようになりました。
副業で「自分の事業」を持ってみる提案
もし会社員の方で、「仕事が趣味」と感じているなら、独立まではしなくても副業で「自分の事業」を持ってみるのはどうでしょうか。責任の重さも、人に頼れない場面の多さも、自分のキャパシティを広げてくれます。
新しい一歩は誰にとっても重いものです。第1回でとも君に「今日中に配信します」と宣言した話をしましたが、あれは自分の性格を知ったうえであえて使った仕掛けでした。やらないとダサい、信用を失う、と自分を追い込むことで、重い一歩を踏み出すきっかけにする。踏み出せない一歩がある方は、周りに宣言してみるのもひとつの手だと思います。