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ヒカラジオ通信 #007 AIは「優秀な部下」として使う ─ 奴隷にならない向き合い方

2026-04-24Podcast#007

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※ エピソード単体が表示されない場合は、番組内から該当回をお選びください。

AIとの向き合い方について。優秀な部下として活用するスタンス。

第7回のテーマは「AIとの向き合い方」です。皆さんはAIを普段使っていますか。使っているとしたら、どんな付き合い方をしていますか。

きっかけ1:現場で見る「AIの奴隷」化

最近、AIとの向き合い方にこだわりを持つようになりました。きっかけは2つあります。

ひとつ目は、仕事の現場で目にする光景です。「AIがこう言ったからこうです」「AIがこう答えています」と、AIの出力をそのまま報告したり質問したりするメンバーが増えてきました。

こうした使い方をしている人は、AIが何をやっているのかを十分に理解できておらず、自分の中で腹落ちしないまま仕事を進めてしまうので、結果として良い仕事につながらない傾向があります。「自分もこうなってはいけない」と感じたのが、最初のきっかけでした。

きっかけ2:システムは信じすぎない

もうひとつは、システムエンジニアとして自分でも仕組みを作っているからこそ感じることなのですが、システムは信じすぎないほうがいいという感覚です。

最近のSaaSは便利な反面、サービス側で障害が起きると、業務がまるごと止まってしまうことがあります。AIもこれと同じで、サーバー側のトラブルで急に使えなくなる可能性は十分にあります。「AIが使えなくなった瞬間に仕事も止まる」状態は、できるだけ避けたい。これが2つ目の意識でした。

「使う」と「使いこなす」の境界

「使う」と「使いこなす」の境界線にあるのは、任せた仕事の中身を理解しているかどうかだと思います。

任せた仕事の流れと意図を自分の言葉で説明できるなら、たとえサービスが止まっても、生産性は落ちつつも仕事を前に進められます。逆に「AIがこう言ってました」で済ませている人は、サービス停止と同時にパニックになりかねません。

僕のスタンス:AIは優秀な部下

僕自身は、AIを「優秀な部下」だと思って使っています。

優秀な部下が仕上げてくれた仕事を、中身を読まずにそのまま上司に提出する人はいませんよね。内容を読み、意図を汲み、自分の言葉で説明できるようにしてから渡す。それが上司としての当然の務めだと思います。

AIに対しても同じ姿勢で、出力の流れと意図を理解し、納得したうえで取捨選択する。「AIが言ったから」と横流しにしているうちは、結局「AIの奴隷」のままです。優秀な部下を持ったつもりで、確認とフィードバックを怠らない。これができるかどうかが、これからの仕事の質を分けると感じています。

皆さんへの問いかけ

皆さんはAIに何を任せていますか。任せた仕事の中で起きていることを、ざっくりとでも把握できているでしょうか。完璧に理解する必要はなくても、流れを知っているだけでAI時代の立ち位置はかなり変わります。奴隷ではなく、優秀な部下と付き合うつもりでAIに向き合ってみてはいかがでしょうか。


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