第16回は、最近読み始めた一冊の本のお話です。テーマは 「『世界最強の商人』を読み始めました」。
読み終わるのに10ヶ月かかる本
皆さんは、オグ・マンディーノさんが書いた 『世界最強の商人』 という本をご存知でしょうか。最近この番組で何度か登場している友人 ── トモくんと福ちゃん ── に誘われて購入しました。
この本、普通の本とは 読み方そのものにルール があります。普通なら「読み終わったら次の本へ」ですが、本書は一度読み始めると 読み終えるのに10ヶ月 必要です。
なぜ10ヶ月もかかるか。本書はゴリゴリのビジネス本で、成功の秘訣が 巻物形式で10巻 にまとめられています。そして、 1巻あたり30日かけて読む ── その合計で約10ヶ月、という構成です。僕はまだ読み始めて1週間目、第1巻の途中です。
「習慣の奴隷になれ」と、独特の読み方ルール
少しネタバレになりますが、第1巻のテーマは 「習慣の奴隷になること」。成功するためには、良い習慣を儀式レベルで身につけることが重要だ、と書かれています。
ではその習慣をどう身につけるか。ここが本書のユニークなところで、 同じ巻物を30日間、毎日3回読み続ける というルールが課されます。
- 朝起きた時に黙読
- 昼食後にもう1度黙読
- 寝る前に声に出して音読
これを30日間続けて、ようやく次の巻に進める。だから1巻30日 × 10巻で10ヶ月、というわけです。
紹介してくれたトモくんと福ちゃんは、もう 2周終えて、3周目 に入っているそうです。僕はまだ1週間ですが、頑張って毎日読んでいます。
「明日また同じことをやるだけ」という設計の妙
この本で特に好きなフレーズがあります。第1巻の中の、
「次の日、私はこのやり方をまた繰り返す。これを30日間続けるのだ」
という一節です。
朝・昼・晩に同じ文章を読む、という シンプルで簡単なこと を、 「次の日もまた繰り返すだけ」「それを30日続けるだけ」 という言い方で軽く表現してくれている。
何かを継続しようとする時、「ハードルが高いこと」は習慣に落としづらい。でも 「昨日と同じことを今日もやるだけ」 と思えれば、案外続けられる気がしてくる。 継続を錯覚させる言葉の置き方 がうまいなと感じました。
実際、1週間経った今、 意外と負担なく習慣化できている 実感があります。
読書スピードと、刺さるフレーズの変化
僕はもともと 読書がすごく苦手 なんですが、同じ文章を毎日繰り返し読んでいると、 読書スピード自体が上がってくる。早く読めて、内容もちゃんと理解できる ── こういう 読書力が上がっている感覚 があって、これがまた楽しいんです。
そして内容は同じでも、 その日その日で違うフレーズが刺さる。自分のコンディションや、どこを強調して読むかを少し変えるだけで、本の見え方が変わる。これがすごく面白い体験でした。
自己啓発本が苦手な人へ
僕は普段、 自己啓発本をあまり読みません。理由は、結構似た内容が多くて、 YouTubeの要約動画でいいのでは? と感じてしまうから。
でも本書は、他の自己啓発本とは少し違う気がしています。 読むこと自体を毎日の習慣に落とし込める 設計なので、読んでいる間に 「自分のレベルが上がっているんじゃないか」という錯覚 と、 「信じてやってみたら結果が出る気がする」 感覚を与えてくれる。だから読み続けやすい。
30日後に自分がこの習慣を続けているかは、まだ分かりません。一旦、頑張ってみようと思っています。
おわりに
今回も最後まで聞いていただき、ありがとうございます。気になった方は、ぜひ『世界最強の商人』を手に取ってみてください。「この本いいよ」というおすすめがあれば、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。
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