第11回のテーマは「台所事件簿 〜シュワシュワプリン編〜」です。前回のセラミック包丁編に続く、台所事件簿シリーズ第2弾。今回は、自作プリンが表面ボコボコのクレーター状になった話をします。
仕事中、突然プリンが食べたくなった
きっかけは、仕事中の唐突なプリン欲。プッチンプリンとかコンビニで買うプリンって、もう食べ飽きていて。いつもとはちょっと違うプリンが食べたいな と思って、「そうだ、自分で作ってみよう」となりました。
仕事中にレシピを調べて、これだというものを見つけて、仕事終わりにすぐスーパーへ。卵は家にあったので、買うのは牛乳だけでした。
牛乳が、まさかの300円
普段牛乳を買わないので、値段の感覚が全然なかったんですけど ── 1リットルで今300円もするんですね。
「これ、普通にプリン買った方が安いんじゃないか?」と一瞬よぎったんですが、プリンの値段を見たら作る気力がなくなる と思って、コンビニのプリンコーナーは見ないことにして、牛乳だけ買って家に帰りました。
意外とシンプルな構造
プリンを作ったことがある方はご存知だと思うんですが、プリンって意外とシンプル で、砂糖と卵と牛乳だけでできてしまうんです。料理初心者の僕からしても、「これはいけそうだ」と思える構造でした。
今回のレシピはこんな感じ:
- 牛乳400ccを沸騰直前まで温める
- その間に、卵2個と砂糖80gを混ぜる
- 温めた牛乳を、卵と砂糖を混ぜたものに入れて、さらに混ぜる
- 耐熱の小皿に移す
- 電気のコンロとセイロ蒸し器で、約30分蒸す
書き出してみると、本当に手順が少ないんですよね。
蒸している途中、嫌な予感
蒸している途中、気になってちょこちょこセイロの中を覗いてたんですけど ── なんかボコボコしてるな という印象で。
普段のプッチンプリンって、表面がプルンと一切くぼみがなく綺麗じゃないですか。なのに僕のプリンは、表面にゴツゴツしたクレーターができていて。「これ本当に、僕らがイメージしているプリンになるのか?」と思いながら、まあ信じて待つしかないなと。
蒸し終わって、現実と対面
蒸し終わって確認したら、さっきと全然ビジュアルが変わらず、表面にクレーターのあるボコボコのプリンが完成していました。
ただこの段階でもまだ現実を受け止める勇気がなくて、「冷やしたらツルツルになるんじゃないか」という淡い期待を抱いて、冷蔵庫へ。
3時間ほど冷やして取り出したら ── 皆さんの予想通り、クレーター・ボコボコ・シュワシュワのプリン がそこにありました。
いざ実食 ── 意外なオチ
見た目は本当に美味しくなさそうなんですが、食べてみると、市販のプッチンプリンとは別種の、砂糖だけの素朴な甘み で、「ああ、うーん、美味しい」となりました。
心の底から美味しいというほどではなかったんですが、卵2個と牛乳400ccで作ったので結構な量ができていて。1カップ食べて満足かなと思ったら、1〜2分後に「また食べたいな」となり、また数分後に「また食べたいな」となって、気づいたら間を空けることなく全部完食 していました。
懐かしさを感じる、なんとなく "ちょうどいい" プリン ができたなと。
なぜボコボコになったのか
プリンがクレーター状になった原因は、おそらく 牛乳・砂糖・卵を混ぜたものを濾す工程を省いたから だと思っています。
レシピには「濾してから容器に移す」と書いてあったんですが、洗い物が増えるのが面倒で、つい飛ばしてしまった。料理初心者あるある、なんとなく省ける工程は省きたくなる。でも、レシピに書いてあることはちゃんと意味がある ということを、表面のクレーターで思い知らされました。
リベンジ宣言
次は ──
- 濾す工程を省略しない
- 砂糖を80g→70gに減らす(若干甘かったので)
の2点を改善して、もう1度プリン作りに挑みます。実はこの収録が終わったら、すぐにリベンジに入る予定です。結果は、また別の回でご報告します。
皆さんも、ぜひ
意外とプリンは簡単に作れて、自分で甘さをコントロールできる のがすごくいいなと感じました。皆さんもよかったら、これを機にプリン作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。クレーター状になったら、それはそれで話のネタになります。